オノ・ヨーコ 展 / YOKO ONO exhibition in Montreal

2019.05.24 Friday

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    モントリオールのギャラリーで開催中の、「YOKO ONO 展」に行ってきました。
    無機質なギャラリーの1階から4階までを使った空間で、オノ・ヨーコ ワールドを堪能してきました。

    彼女の「白いチェス」というインスタレーションをご存知ですか?
    敵のコマも味方のコマも白一色。ゲームを進めるうちに、敵も味方も分からなくなってしまう、、、平和へのメッセージが込められた、素晴らしいインスタレーションです。

    以前、このブログでも書きましたが、私は5年前に、その存在を知りました。
    1966年に発表された作品ですが、今でもその発想にハッとさせられます。
    その「白いチェス」を まさかこの目で見る日が来るとは!


    その他にも、「釘を打ち込むための絵」「ウィッシュ・ツリー」などなど、客が手を加えて完成していく作品にも、参加してきました。
    芸術作品と鑑賞する人の間に潜む「壁」について、考えさせられます。



    ところで、私が所有しているオノ・ヨーコの作品集「YES」には、1967年に発表された第2作目の「釘を打つ絵」について、こんな彼女の回想が載っています。
    「ギャラリーに来た人から絵に釘を打ってもいいのかとたずねられた。私は5シリング払ってくれれば、いいですよと答えた。すると5シリング払わないで、想像の釘を打つのはかまわないかと言う。その客が、ジョン・レノンだった。自分と同じことを考えている人と会えた、私はそう思った。」

    彼女の作品を鑑賞するには、どれも想像力が必要です。それが、彼女の狙いでもある様に感じます。
    世界の愛と平和のために「想像力」というものがどんなに不可欠であるか、、、全作品を通し、そんなメッセージを体で感じた 展覧会でした。


    I went to an exhibition ‘ONO YOKO’, which is being held in a gallery in Old Montreal.
    I appreciated Yoko’s world there.

    Do you know one of her famous works ‘White Chess Set’?
    It is a great installation, which represents peace.
    While the chess players play the game, it becomes unrecognizable which piece is from which side....because actually there are neither enemies nor allies in this world.
    This work was released in 1966, so I had never thought I could see it in person until today.

    I also enjoyed participating to creat some works.

    I like her attempt  to eliminate the wall between the artist and the visitors.

    By the way, let me quote her recollection about the work ‘Painting to Hammer a Nail’ “A guy asked me if he could hammer a nail in the painting. I replied that he could if he paid five shillings. And then he proposed to hammer an imaginary nail for imaginary five shillings. The guy was John Lennon. I thought I finally met the person who had the same conception as mine.”

    In order to appreciate her works, we need to use our power of imagination.
    How indispensable is the power of imagination for world peace and love...I felt so strongly through the exhibition.