モントリオールの受験事情 その2

2019.10.09 Wednesday

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    ケベック州は、日本と同じく小学校は六年間。卒業後は、五年間のセカンダリースクールに通います。

    もちろん、公立校もあるのですが、フランス語系であれば私立でも学費が安いので、より自分にあった校風の学校を求めて、多くの子供たちが受験をします。

    新学期は九月から始まりますが、私立の入学試験は九月末から十月半ばに集中。つまり、六年生になったらすぐに入学試験があるというわけです。

     

    受験勉強といっても、日本のような受験カルチャーは今のところ浸透していないので、みんな夏休みに、書店で売っている、共通の試験の練習問題を解く程度。我が息子も、サッカーやキャンプの合間に、自分でちょこっとやっておりました。

     

    そして先日、初めての入学試験を受けました。

    その学校では、フランス語のリーディング、フランス語の作文、フランス語の算数、英語の作文の、四つのテストが行われました。学校によっては、ロジックや、一般常識(デズニーのキャラクやーの名前なども出るらしい!)のテストがあるところもあります。

     

    二時間のテストを終えて、ニコニコしながら出てきた息子。たくさん間違えたけど、初めての「カナダでの受験」という経験が新鮮だったようです。

    「テストとテストの間の休み時間に、お菓子が配られるんだよ!」「途中で、ヨガの先生が来て、みんなが緊張しないように、深呼吸とかを教えてくれるんだよ!」などなど、日本ではありえない、びっくり体験談を話してくれました。

     

    実は、このヨガの先生、親の待合室にもいらっしゃいました!

     

    極度の緊張状態にして、精神力をも試すというのも、一つのやり方ですよね。でも、できるだけ、試験のプレッシャーを和らげようとする学校の試みに、日本で受験を経験している私は、かなり新鮮な感動を覚えました。

     

    息子の受験シーズンは、もう少し続きます。

    相変わらず、特別な勉強はせず、学校の宿題とサッカーの日々です。

    これで、いいんですね、きっと。