ティエリー・ミュグレー 回顧展 / Thierry Mugler: Couturissime

2019.07.26 Friday

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    ずっと行きたかった、モントリオール美術館で開催中の「THIERRY MUGLER ~ティエリー・ミュグレー 回顧展」に 昨日行ってきました。


    1977年から2014年まで手がけた多くの作品のほか、スケッチ、そしてミュグレーの衣装を纏ったスター達のビデオが集められていました。
    大画面に映し出される、懐かしいボウイ・ジョージの映像から、レディーガガのMV・・・こんなにエキサイティングな気分になる ファッション系の美術展も 珍しいですね。楽しかったです!

    そして、やっぱり美しい。
    究極のボディコンシャス、女性の曲線美を宇宙の曲線美と重ねて合わせた様なエレガンスさ、それでいて、妥協のない意志の力強さ、、、私の中で、最近忘れかけていた何かに、再び火をつけられた気持ちになりました。

    そして私が、何より敬服したのは、あれだけ個性の強い服なのに、しっかりと、それを着る人をリスペクトし、その人の人間像を引き出す様にデザインされていること。どんなに華やかな衣装であっても、着る人あってのファッションなのだと、そこが普通のコスチュームと違うのだと、教えられた気がしました。
    (着ぐるみを どう着こなすかという奥深さについては、主人に教わりましたが、、、笑)

    そして最後に考えてしまったことは、、、もしもファッション業界にバジェットやコストという制約がなかったら、今、市場にはどんな服が出回り、人々はどんな服を着ているのだろうか?ということ、、、皆さんは、どう思いますか?

    Yesterday, I went to the Thierry Mugler exhibition: Couturissime, at the Montreal Museum of Fine Art.

    Not only many of his works, that were made from 1977 to 2014, but also his sketches and the videos of the stars wearing his costumes were collected.
    I enjoyed watching everything from David Bowie's stage to Lady Gaga,s MV. It was so fun!

    All his costumes were extremely body-conscious. The beauty of the cutting lines that emphasized the women's bodies were also representing the cosmic curves. They were very elegant and powerful.
    I could imagine easily that he had never compromised.

    The point I admired most was that he always had respected the person who he was designing for.
    His works were very flashy, but never damaged the models' personalities. 

    By the way, if the concept of ‘budget’ and ‘cost’ didn't exist, what could we be wearing now?
    I thought of the question after seeing the exhibition.