NYアップタウン散歩 / Walking in Up Town in NY

2019.12.25 Wednesday

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    7年ぶり、二度目のNYに行ってきました。

    クリスマスの飾り付けがされたNYは、とってもゴージャス。映画の中にいるみたいでした。

    人混みが苦手な息子も、『ホームアローン2』の予習効果か、すっかりNYファンに。やっぱりNYは、誰をも魅了してしまう不思議な街なのですね。

     

    前回は、ダウンタウンが印象的で、「Down Town Kiss」という2014 AWコレクションを作りましたが、今回は、アップタウンが、いろんな意味で印象的でした。

     

    私が大学生時代に大流行した百貨店「Henri Bendel」は、すでに閉店。もう、あのストライプ柄は見られないのですね。

    そして、「Barneys New York」は、今まさに、閉店セール中で、安売りスーパーの様になっていました。

    高級百貨店が、どんどん閉店していく、、、、悲しいです。

    確かに今は、時代の変わり目。遅かれ早かれ、物質的な贅沢は、どんどん時代遅れとなっていくことでしょう。

     

    でも、、、かといって、極限までコストダウンしたファストファッションが、明るい未来を支えるとは、思えないのです。

     

    「高級品」を 資本主義が生み出した虚構の産物と片付けることはできるけど、私は、「高級品」に込められた精神的な部分も見過ごせません。

    「高級品」は、やっぱりデザインが一流、技が一流です。一流のデザイン、一流の技には、一流の「気」が流れているはず。だからこそ、その洗練された売り場を歩くだけで、私たちは、うっとり夢を見ることができたのですよね。

     

    確かに、「高級品」を ただ成功の象徴として追いかけていた人も多く、その人たちに、支えられてた部分も大きいでしょう。

    時代が移り変わり、人々の価値の中心が、物質から精神へ移行しても、ただ「高級品」を否定するのではなく、その一流の「精神」だけは、新時代に残してほいしなって、思います。実は、その部分こそが、ため息が出るほどの「美」の根源だったと思うから。

     

    そばにあるときは、その存在を批判したりするけど、なくなると、真の存在価値に気づかされるもの。

    クリスマスで賑わうNYのアップタウンの五番街を歩きながら、そんなことを考えて、今はなき、高級百貨店たちに思いを馳せていました。

     

    今夜は、「ティファニーで朝食を」でも見ようかな〜

     

    New York City decorated for Christmas was very gorgeous, I felt like was in a movie.

    Last time, I was inspired by downtown, and made the 2014AW collection, the theme of which was ‘Down Town Kiss’.
    This time, I was more impressed by uptown.


    Henri Bendel, which was very popular when I was in university, was already closed.
    Barneys New York was just being closed. It looked like a cut-rate shop.
    All high-end department stores are closing…I am very sad about that.
    I know that material luxury will be outdated sooner or later.
    However, I don’t believe the fast fashion will help create our bright future.

    They might say luxury items are phantoms produced by materialism, but I also appreciate the spirit of luxury items.

    Their designs are first-rate, their producing skills are first rate. The fist-rate designs and producing skills should emit first-rate prana.
    That’s why we could dream in the sophisticated space, where many luxury items were displayed nicely.

    A lot of people must have pursued them just as proof of success, and that must have supported the luxury business.
    As the new era comes, maybe people will be interested more in spiritual values, rather than material values. I hope they will take over the sprits in the luxury items. That was the beauty that had attracted me.

    We always realize how precious they were only after we lose them…when I walked along the fifth avenue in uptown, I was thinking that.

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